「子供から学ぶことは多い」とよく言われますが
私も子供が6才になり、やっとそれが実感できてきたなと感じています。
今までの私は子供に対して「子供の問題」として外側をずっと見ていて
「自分の問題」として内側を全く見ようとしていなかった。
子供のためと思っていたことは、親が安心したいだけのエゴ。
子供に対する態度そのものが自分への愛と信頼に比例していたことだと気づいたのです。
上の子可愛くない症候群だった私は自分を愛せていなかった

「上の子可愛くない症候群」というのは下の子が生まれると、上の子が可愛く思えなくなるという症状。
上の子可愛くない症候群」とは、言葉の通り、上の子だけ可愛いと思えない状態 のことを指します。「症候群」という言葉が使われているため、「病気なのか」と不安を感じるかもしれません。しかし、 下の子を持った親が経験する心の状態を指す言葉であり、医学用語でも病気でもないのです。
キッズライン
引用の通り病気ではありませんが、私からしたら一種の精神的な病気だと思っています。
- 愛したいのに、愛せない
- 自分の子供だと思えなくなる
- 一歩間違えると虐待になりうる
頭ではなぜこんなに愛せないのか、こんなに怒りが爆発するのか、愛したいのに愛せない。
本当に辛い時期でした。
これが解消できたのはつい最近の話かもしれません。
そしてその理由がわかった時、息子になんて大きな愛をもらっていたのだろうと気づいたのです。
私は本来の自分で生きられていなかった:自分を愛せていなかった
私はいつも周りにばかり合わせていて、自分というものを後回しにしてきました。
「なんでもいいよ」とか「どっちでもいいよ」が口癖。
自分がないのかと思うほど、相手が望むものが自分が望むものという感じ。
そしていい人をたくさん演じてきたと思います。
ほんとはわがままなのに。
嫌われるのが怖くて。
ずっと”本来の自分”で生きていなかったのです。
息子からの大きな愛がやっと受け取れたのも、本来の自分で生きられるようになったからだと思います。
それに比例するように、息子もとても愛せるようになりました。
「子供のためを思って」は親のエゴ

もう一つ子供に対して最近私が気づいたこと。
「子供のために」これは結局親のエゴ。
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子供のためを思うなら 子供を黙って信頼する。
つらいけど... 心配だけど...
子供のことを想うと外側の意識にめちゃくちゃ引っ張られるけどまず見つめるべきは自分の感情。
息子からの学びは いつも大きい...
「子供のためを思って」
って、親が安心したいだけの”ただのエゴ”なんだなってこと。
- 「あの子は〇〇が苦手だから」
- 「あの子は〇〇な性格だから」
- 「子供のためを考えたらこっちの方がいいかな」
といって型にはめてしまう。
端から子供の可能性を信頼してあげられていない。
私のエゴによって、子供にとって必要な学びを奪ってしまっていると気づいた時に、とてつもない罪悪感に包まれて号泣してしまいました…。
そしてこれも結局は私が「自分を信頼できていない」ということ。
”自分にはできない”とか”私なんて”とか思ってしまっているのだなと感じたのです。
子供が伝えてくれている大きな愛から自分への愛と信頼を高めていく

子供は自分の身を挺して、色々なメッセージを親に伝えてくれていて本当に無条件の愛だなと感じます。
どうしても子供のことになると【子供】という外側に目が向いてしまいますが、一度それについて自分はどう感じるのか、ご自身を見つめてみると何か気づきがあるかもしれません。
【こんなことを教えてくれていたのか】
【見せてくれていたのか】
と、とてつもなく大きな愛を感じると思います。
そして子供から学び、気づかせてもらうことで自分自身への愛や信頼を大きくしていくことが本来の自分へと戻っていく近道だと感じます。